« アグロナチュラブランド開発ストーリー 4 マーケティング着手 | トップページ | 会津漆器がこれからアツイ! »

2006年8月 8日 (火)

アグロナチュラブランド開発ストーリー 5 デザインとデザイナー

洗練されたパッケージで自然派ラグジュアリーブランドを作るためには、そのデザインはとても重要なことでした。

そこで社内のデザイナーであり、以前から小物家具等のプロデュースで一緒に仕事をしていた得能正人(トクノマサト)さんにパッケージからグラフィック等全般のデザインをお願いしました。

よくアグロナチュラはイタリアでデザインしていると思われますが、実は日本人がデザインしていたのです。

彼はもともと広告代理店にてグラフィックデザインを中心にやってきましたが、最近はプロダクトデザインでも良いものを出していたりとマルチタイプのデザイナーに進化しています。

以前の得能さんの作品は、ロンドンの100%designでも好評を得た「TAKUMI*KIZUKI」等があります。

http://www.idea-in.com/takumi/taku_005.html

つい最近のプロダクトデザインは、今人気でよく売れているミュージックマグがあります。

http://www.idea-in.com/life/more_029.html

当初は、コンセプトをデザインに落とし込むのに、本を集めたりイタリア現地の薬局に行ったりといろいろと「らしさ」を考えていきました。

コンセプトはイタリアに古来から伝わるハーブの療法と先端技術の融合による日本人向けの製品ですので、イタリアのハーブ薬局に良くあるベタなデザインにしたいと考えていました。

イタリアにはハーブ薬局というのがあり、そこでたくさんの古い感じの化粧品類が販売されています。

日本には教会化粧品ブランドのサンタマリアノヴェッラぐらいしか輸入されていませんので、たまに事情通の方から「あのパッケージぱくったでしょ」と言われましたが、実はたくさん同じようなのデザインの製品が、教会化粧品ブランドとしてフィレンツェの教会で売っていたり、アンティカエルボリステリア(アンティークハーブ薬局)で販売されているのです。

イタリアを象徴する雰囲気で、日本製、アメリカ製、イギリス製、フランス製やドイツ製の競合商品との差別化にぴったりでした。

また、デリケートな中身ですので遮光性などの機能もパッケージに必要でした。

しかも何でも揃う日本とは違い、イタリアは特におしゃれなボトルが皆無であり、個別にオリジナル容器を大量生産できない身には選択の制限がありました。

イタリア現地でのメーカーの探索、得能さんのデザイン、そして僕のコピーという連携でジャングルを進むといった感じで、ほとんど得能さんにお任せで進みました。

Img014
デザイン初期段階

最終的にパッケージはイギリスのメーカーで生産してイタリアに運ぶといった形がとられたのです。

実にパッケージの選定に3ヶ月以上も費やしてしまいましたが、納得のいくデザインのものになりました。

その他のカタログや広告等についてもアートディレクションは得能さんにやってもらっていますが、非常に高い評価を得て、このブランドの躍進に大きく影響しています。

コンセプトを具現化していくデザインの重要性が今回のブランドの立ち上げでよくわかりました。

また今度、気鋭のデザイナー得能さんにもこのアグロナチュラのデザインについて書いていただこうと思いますので、ぜひお楽しみに!

« アグロナチュラブランド開発ストーリー 4 マーケティング着手 | トップページ | 会津漆器がこれからアツイ! »

コメント

 あのオシャレなテイストのデザインが日本人デザイナーのものとは驚きです。得能さんって優秀な方のお力あってのものだったのですね♪デザインとても気に入っています。

なんといってもまず見た目に惹きつけられました。とっても女心くすぐるデザインで大好きです!沢山並べて見ているだけで幸せです♡
それでいて中身もこだわっている!この2つで私は虜になりました。
真の本物は中身も外見も素敵なんですね(*^^*)

セレンさま
蜂の女王様さま

はじめはイタリアンブランドですので、日本人がデザインしていることはいわないほうがブランドイメージがいいかなとか、2人で悩んでました。
ただ、何人であれデザインに国境はないのでカミングアウトです。
得能君はセンスありますね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« アグロナチュラブランド開発ストーリー 4 マーケティング着手 | トップページ | 会津漆器がこれからアツイ! »

無料ブログはココログ