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2011年6月の5件の記事

2011年6月24日 (金)

セルザチャレンジのフェイスブック ファンページ

フェイスブック上に、障がい者自立支援団体「セルザチャレンジ」のファンページが開設されました。

http://www.facebook.com/pages/Sell-The-Challenge/191047837612912

アクセスしていただき「いいね!」をクリックしていただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

「非営利特定活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会」の評議員に

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6月18日に、非営利特定活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会の会員総会が行われ、評議員に選出していただきました。

日本の国際NGOの先駆けとして、40年間にわたって活動を行ってきたNPO。2,000人以上の会員を抱え、3億円規模の事業を、何十年も真摯に行ってきたシャプラニール。

She with Shaplaneerからのご縁で、お声掛けいただきとても光栄です。

自分の得意なマーケティングやビジネス面でのお手伝いを力の限りさせていただければと思います。

また、真実を追求する信念をもった社会活動と組織・事業運営について勉強させていただければと思いました。

S_2 総会の終了時にはSheソープが大盛況で60個以上も売れていました。


2011年6月15日 (水)

ソーシャル空間デザイナー 桑波田謙

   
   
最近再会した、最初の会社での同期の友人が面白い取り組みをしています。

新人研修時代は2人部屋の同部屋でしたが全く別々の道を歩んで15年ぶりに再会、そこでそれぞれ障がい者の生活を変える取り組みをしており感激しました。 
 
ソーシャル空間デザイナーの桑波田謙さんは、視覚障がい者を中心としたハンディキャップのある人も過ごしやすい環境づくりに現在取り組んでいます。

Kuwahata

最近彼が開発しているのは、視覚障がい者のための、「屋内用点字ブロック」です。

日本で考え出された点字ブロックという素晴らしい道案内がありますが、現状は野外敷設がメインです。

室内に入ったら視覚障がい者のための道案内の点字ブロックはなくなり、室内ではそのような案内がなくトイレにもひとりで行けない現状がありました。

「室内においてもトイレぐらいは一人で行けるように」という彼の想いから「屋内用点字ブロック」の開発は始まりました。

現在、文部科学省や横浜市の助成金を受け、多くの視覚障がい者および研究機関とともに開発しその技術を生み出しています。
   
 
屋外用点字ブロックは野外の使用には最適の仕様になっていますが、室内においては突起面が高く車いすの方や高齢者にとってつまづきが多く、室内での使用には不向きでした。

屋外用の点字ブロックの良さを室内にも活かすという新商品は小さな突起で安全性が高く、視覚障がい者以外の車いす利用者や高齢者、身体障がい者にとっても安全なプロダクト、より人にやさしい環境づくりができるもの。

特許を既に4件出願中で、すでに東京都大田区役所への導入事例もできました。
http://www.city.sanda.lg.jp/kikaku/documents/sintyousya03-siryou03.pdf

 
   
そして実は、2011年4月に金融庁の金融機関監督指針が改定され、屋外からATMコーナーのマシンまで点字ブロックを敷くように規定されたのです。

全国1万7,000箇所で大掛かりな改修工事が実施される見込みで、今後コンビニや公共施設への波及も期待できます。

今現在、一人でコツコツと進めてきたこの取り組みを世の中に広げ、多くの人が過ごしやすい社会にできればと、応援したい気持ちになりました。

もし皆様の店舗や建物で、室内用の点字ブロックを設置していただける方はご連絡いただけましたらと存じます。

また彼はソーシャル空間デザイナーとして、視覚障がい者をはじめとしたハンディキャップのある人もない人も快適に過ごせる空間づくり、内装およびサイン設計の第一人者。

目の総合病院として有名なお茶の水にある日本最大の眼科である井上眼科クリニックをはじめ、済生会病院や千代田区役所なども手掛けています。

そして彼の事務所には、視覚にハンディのある友人たちがよく訪れ、友人として楽しく交流している姿を見ます。

洗練されていながら機能的、そして理屈抜きに心地よい、そんな場所を目指して。

何よりやさしく温かい正義感のある人柄が障がいのあるなしをこえて多くの友人や仕事を生んでいると思います。

現在新しいかたちのソーシャルスペースとして、お手伝いできる物件を探しております。
    
みなさまの方で、病院や介護施設、公共施設や宿泊施設、オフィスなどの建設や改装などの計画がありましたらぜひご相談していただくと、今までは気づくことのなかった様々なことに配慮した新たなソーシャルスペースが生まれると思います。

どうぞお気軽にご相談ください。

クワハタデザインオフィス
http://www.kuwahata-design.co.jp/

桑波田謙インタビュー
http://om-magazine.com/hito/kuwahata1.html

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ソーシャルビジネスの商品開発とプロモーション

    
慶応義塾大学院の政策メディア研究科、社会イノベータコース「ソーシャルビジネスの商品開発とプロモーション」という授業にお招きいただきお話ししました。


自身がソーシャルビジネスをはじめたきっかけや、究極のビジネス志向からの価値観の変化、試行錯誤と道のり、最近のセルザチャレンジの社会活動やソーシャルブランド・商品の立ち上げ事例について短い時間でしたが、紹介させていただきました。

時間的にいろいろなことを十分伝えられなかったですが、社会活動に非常に意識の高い人が多く、こちらも大変刺激になりました。方向は様々ですが、近い価値観や求める真実を持っていると思います。10年後とかみなどうなっているのかな?ともに未来を歩んでみたいです。


ある事業はソーシャルなのか?そうでないのか?、組織形態が株式会社で営利も追求しているのでソーシャルビジネスではないよね?、などの議論がよくあるようですが、全ての事業は営利でも非営利でも社会的貢献の側面がないと成り立ちません。

ソーシャルビジネスで最も重要なのは、ビジネスモデルや営利・非営利ではなくアウトプットとしての社会的インパクトの大きさです。

営利の大企業もソーシャルカンパニー・ビジネス。戦後の日本からトランジスタラジオを輸出したソニーはフェアトレード会社、目立ったCSR活動はしていないが法人税を多額に払っている大企業はソーシャルカンパニー。小学校はソーシャルインキュベーター。

マイクロファイナンスも儲かってますし、本当にお金を必要としている返済可能性の低い人に貸しているかは疑問?H&Mなどの縫製品は最貧国のバングラデシュなどで生産されてますが、フェアトレード製品?環境関連ビジネスはソーシャル?

難しいですね。

そして単に貧乏して個人ベースや小組織でやる商売がソーシャルビジネスでもないのです。

今学生の方に注目されるソーシャルイノベータとは、企業の就職難や行政および大規模NPO組織のサラリーマン化した閉塞感に対し、そのヒエラルキーから外れ、社会的活動を自ら飛び回って過ごすプレイヤーへの憧憬と思います。いままで注目されていた営利追求型ベンチャービジネスの不振という背景もあります。 
 
ベンチャー企業のように自らが代表となり、社会のためになる活動を具体的にすぐ始めること。大きな組織の中で何年も働いてチャンスを得るのではなく、即国内外の現場で活動を始めること。
 
 
現在のソーシャルビジネスのプレイヤーは様々な人がいます。しかし多いのはやはりある程度社会経験というか、ビジネス経験を積んだ人が多いと思います。ひとつの事実は、稼げる力・ビジネスの力がないと事業の継続性や社会へのインパクトも得られないことです。

 
社会的に解決できていない課題というのは、なかなか難しいものばかりが残っています。もし大企業や行政としてではなく、小規模なソーシャルベンチャーとしてその取り残された事のためにコミットして、真の解決を求めて活動していく場合。果たして継続できるのか、経済面と折り合いがつくか、事業で収益が得られるか、資金調達は維持できるか、活動家としては食っていけるか、生計を立てていけるか。


Img_3777


自分自身は試行錯誤の毎日ですが、現在2つのアプローチで社会活動とビジネスの融合に挑戦しています。

1つはセルザチャレンジとして。純然な社会活動の事業継続のために、どう稼いでいくかのアプローチ。

完全なボランティア活動として無報酬で障がい者施設の作るものを売れるように考え、デザインし、流通を組み立て、プロモーションして販売支援するというセルザチャレンジの活動。

当初は、メンバーのできること、資金面ではポケットマネーでの運営でしたが、プロジェクトが大きくなり工数もかかるようになると片手間ではできなくなりつつあります。

資金のない中で実質行動をメインに置いた活動で実績を作ってきましたが、登記やオフィスなどの体裁を整えない状況では、あるスポンサー企業からは実際にはお金は出せない、経由して施設などに直接支払いたいという例もあります。

その他、資金調達の方法を模索しましたが、寄付・助成金での運営は難しさを感じ、現在は販売活動の商流に入ることで、「販売する」という自らの本分の活動で事業運営・継続のための資金を生み出そうとしています。

現在は資金的には困窮していますが非常に素晴らしいメンバーが集結してきました。本当に社会的意義のある活動の継続のために、WEB販売や小売店の展開など新しい収益の獲得方法に挑戦しています。

2つめはインフィニストリアなどのソーシャルブランドビジネスとして。純然なビジネス活動にどう社会貢献を織り交ぜるかというアプローチ。

もともと自分自身は株式上場を目指すベンチャー企業で2005年にアグロナチュラでスタートしたこの取り組みですが、インフィニストリアも同じく、営利追求活動のバリューチェーンの中に社会貢献活動を差し込みます。最近はコーズマーケティングとして一般的になりましたが、まずは売り上げの一部のNGOなど社会活動を純然に行う外部団体への寄付。ここまではただのチャリティ。

オーガニックコスメの製品そのものの生産は一般工場での生産ですが、その他の生産物としてカタログなどの印刷を福祉作業所に依頼する、発送業務などの軽作業を障がい者施設に依頼する、など。チャレンジトレードとなり、社会インパクトが増す。

プロダクトへのソーシャル比率が増した例が、オニオンキャラメリゼShe with ShaplaneerUDフロアなど。オニオンキャラメリゼはプラスリジョン社の福井さんが手がける発達障害のメンバーが作る玉ねぎ調味料。Sheはフェアトレードの製品ですが、手作り石けんの製作、パッケージの紙の手漉き、シルク印刷、箱組立、など製品の生産面も社会的弱者が担う。友人の桑波田君の開発するUDフロアは視覚障がい者のための室内での誘導するための床パネルで、調査研究に視覚障がい者が深く関与、また生産面での障がい者の関与も目指している例。ソーシャルプロダクトとなり、社会インパクトがさらに増す。


この2つのアプローチが交わり、社会的な活動でビジネスとして成り立っていく、自分自身が真実と思える活動を行いながら生計を立てていける、そんな未来を作っていければと考えています。


実際にビジネスの最前線は厳しく、生き馬の目を抜くえぐい話などもあります。人のために貢献したい個人個人の想いはあっても営利組織のサラリーマンとしてや金が絡むと別であり、きれいごとだけではいかない世界で闘っていけなくてはいけません。
   
一方澄んだ心の非常に優秀なNPO職員の方のお給料が一般企業よりも少なくてびっくりしたり、家族ができたらお金の問題で一般企業に就職するNPO30歳定年説などもあるのが現状。社会活動家としても、自分の好きなことだけでも生きていけません。
  

これらの課題をセルザチャレンジで、ソーシャルブランドで、具体的に解決していきたいと思います。

そしてぜひその先進ケースを今後多くの方に見ていただき、お力を得られれば素晴らしいです。
  

 
昨夜は非常に刺激になりました。また機会があればいろいろな方とお話しできたらいいなと思います。

そして世界中の悩める同志と語り合ってみたいです。


2011年6月12日 (日)

セルザチャレンジの会合

   
東銀座にあるADKの会議室に21名が集まり、各プロジェクトについての打ち合わせなどを行いました。

素晴らしい同志が増え、また強力な助っ人も現れるなど加速感を増して来ています。

とても充実した時間でした。
  
地道な取り組みの連続でしたが、ここにきてようやく花が開きそうな感じに。

支援先のみなさまの期待に応えられるよう、さらに気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。


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