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2012年8月15日 (水)

3.事業を成功に導くには ④情熱で協力者の心を動かし事業を成功させるパワーと運気をつくる

「社会的弱者による製品づくりに学ぶ、世界でオンリーワンになるためのマーケティングと経営」
~弱みを強みに転じる生き残り方~

3.事業を成功に導くには


④情熱で協力者の心を動かし事業を成功させるパワーと運気をつくる 

協力者なくしてビジネスはできない

ビジネスに大義名分が必要と述べましたが、ビジネスを行う上で大切なのは協力者です。4C分析と言って、自社をとりまく外部・内部環境の要素としての4つのC、カスタマー(顧客)、カンパニー(自社)、コンペティター(競合)、コーオペレーター(協力者)のうちのひとつです。

どんなビジネスを行うにせよ、自社および自分自身では何も出来ないのが現実です。多くの力を貸していただける協力者の方と共にビジネスを組み立てていかなければなりません。ビジネスを成功させるには協力者の方の心も動かし、賛同を得て大きなパワーによるうねりを作っていくことが大切です。

協力者とは、自らの製品を作る原料を供給してくれる方、自らの製品を作ってくれる工場の方、製品を作る際に必要な機械設備を供給してくれる方、製品を販売してユーザーの方に届けてくれる流通業の方、販促物など製作物を担当するクリエイターの方、雑誌や新聞などに記事を掲載してくれる記者や編集の方などの様々な方です。

事業を成功させるパワーと運気をつくる 
   
人の心を動かすには、お金や利益の力が強いのかもしれませんが、それ以上に人としての共感や相手にお任せする信頼関係が大きなパワーを持ち、力を生み出す源泉と自分自身は思っています。そして、お金では買えないような不思議なパワーを発揮し、皆の力が合わさり神秘的ともいえる事業の成功が得られるのです。莫大なお金があるなら別ですが、それも限られていること。お金で動かした人は、お金がなくなれば消えて行ってしまいます。  

とくに授産施設や社会的に弱い立場にある人たちの事業に大きな資金はないことが多いです。しかし、お金以上の挑戦に対する純粋な気持ちと、人を動かす共感の要素はあると思います。

自分自身も、独立して小さな会社の経営者になって初めて気づいたことですが、自ら会社を経営している経営者や自営業にて仕事をしている製作者、また無形のクリエイティビティを追及する仕事をしている人には自らに裁量があり、本当に力を貸して取り組みたい事がある場合は、自らが身をすり減らしてもそれに応えたいという狭義心があります。
     
それは不思議な空気であり、事業を成功させる運気です。それは消費者にも伝わる事業のパワーとなります。 徹底的なコスト削減や自社利益の最大化も非常に大切ですが、それだけがビジネスの成功要因ではありません。事業の成功には、目に見えない気持ちや空気、狭義心が重なった大きな運気が大切なのです。

自分自身その逆の経験もあります、一般的なビジネスでの話ですが、経営者とのご縁で一緒に事業を行っていたビジネスパートナー(先方は規模が大きいのでこちらは下請けという感じでしたが)の社員の方で大変お世話になった方がいましたが、コスト管理に優秀な方で折々にお金や主導権など契約条件の話が付きまといました。
   
ビジネスの成功はコストの圧縮ではなく事業の拡大ですが、多くのクリエイターが関与しての「よーし、売っていこう!」という事業では、何かにつけてそういった萎える話が多いと、どうも気が抜けて腰砕けになりうまくいかないものです。
    
作り出していこうとする製品やサービスは、唯一無二のものは稀でほとんどが競合が存在するものになります。互角の力を持つ競合製品を抑えて、自らの事業を優位にするには製品スペック以上の巨大なパワーが必要となります。

やると決めたら一緒に事業を行う仲間を信頼し、共に目指すものを共有し、気持ちよく全員で力を合わせて大きな運気を作り出し、成功を享受することが大切です。

情熱で協力者の心を動かす

最も大きなパワーを作り出すには、事業に対する大義名分を持ち、より多くの協力者にやる気になっていただくこと
です。協力者に気持ちよく仕事をしてもらいその仕事以上の強力なパワーを生み出していただくことで事業全体、関係者全体の利益を最大化、その上で自社の利益も得ていく柔軟な思考と度量も大切になります。
   
そして、その事業に取り組む人、施設の職員、担当者が誰よりも情熱をもって協力者を巻き込んでいくことが必要となります。情熱以上に人を動かすものはないのです。

組織の中でも同じです。共に働く職員は協力者です。リーダーは情熱をもって事業を動かしていく存在にならないといけないのです。

様々な外部企業などとのコラボレーションが革新を生み出す

福祉の現場での成功事例は、福祉施設の独自展開ではなく外部のパートナー企業を巻き込んでの事業展開が多くなっています。たとえば企業のフランチャイズとして福祉施設がフランチャイジーなる方法や、企業の主力製品の一部を生産する下請け業務を受託する、外部のクリエイターを施設の商品づくりに参画してもらう、などの協業による新たな取り組みが生まれています。

企業としても最近はCSRとして社会的活動を行っていくことが、企業価値の向上にとって大切であり取り組みを模索していますし、施設にとっても確実な仕事としてビジネスのプロフェッショナルである企業との協業は、独自事業の展開よりもスピード早く、より成功確率の高い取り組みとなっているのです。

どうしたらそのような外部企業やクリエイターと協業できるのでしょうか?
  
それは簡単です。協力を仰ぎたい相手の心を動かすメッセージをメールで送ればよいのです。心を動かせば力をくれるでしょう。情熱をもって行えば出来ないことではなのです。

つづく

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