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2012年8月16日 (木)

4.番外編 ① 個性を活かすマーケティングを生き方に応用する

      
「社会的弱者による製品づくりに学ぶ、世界でオンリーワンになるためのマーケティングと経営」~弱みを強みに転じる生き残り方~

4.番外編

① 個性を活かすマーケティングを生き方に応用する

自分をマーケティングする
   
さて、今まで授産施設の製品づくりを中心書いてきましたが、番外編も書いてみたいと思います。

紹介してきましたマーケティングノウハウですが、「仕事においての自らの進路や生き方」にもそれは応用できます。 自分自身をとりまく外部環境を読み、自分にとって得意なことや苦手なこと、持っているもの持っていないもの、やりたいことやりたくないことなどの内部環境を明らかにし、自分をSWOT分析してみるのです。
   
「どういう強みと弱みがあり、チャンスとピンチがあるのか」。 そこで、自分はどのようなことをターゲットとして、そのどんなニーズに応えて、自分にしか出来ないことをやっていくのか、という自身の「事業領域・コンセプト」を考えてみます。

事業・商品・サービスの時と同じように、それぞれ自分にまつわる事象を編集して組み合わせてみるのです。出身地、性別、出身校、専攻学、趣味、特技、性格、家庭環境、などなど。例えばそれが同じ会社の経理担当者でも、「違い」を出していくことが出来ます。

会社や組織の中でも、そういった自分のポジションを明確にしていくと様々な局面で周りに必要とされたりして、「居場所」が見つかります。逆に、何の特徴も出来ることもやりたいこともはっきりしない、という感じでは周りも扱いにくいことと思います。

自分の事業領域・コンセプトを具現化するマーケティングミックスは様々です。たとえば転職を例に考えます。 たとえば転職する自分のコンセプトを、「日本の国力を高める事業活動を行っている国際化した日本の製造業の、グローバル経営を推進するための経理業務担当者が必要というニーズに対して、親が自営業で町工場を経営していた現場を見てきた自分が、海外留学経験と経理業務での実務能力を活かして、グローバルなものづくりの経理業務を提供する」とします。

製品は自分自身であり今までの経験や出来ること、資格など。価格は希望年収。チャネルはどのような経路で希望の会社にアプローチずるか人材紹介会社かOB訪問か直接か、プロモーションとしては履歴書や職務経歴書、資格取得、経理に関するブログなどで自身の取り組みを伝えるか、など。こうして自分をマーケティング、売れる仕組みをつくるのです。

その際に、事業・製品・サービスと同じく、すべてがバラバラ、強み弱みがはっきりしていない、自分のことが良く分かっていないようではなかなか面接官を納得させることは難しいでしょう。「腹に落ちる話」に組み立てていくことが重要となります。

転職ではなくても、自分自身を明確にしてアピールしていくことは、多くのチャンスを人生にもたらします。自分の事業領域・コンセプトを明確にして、様々な取り組みを行い、それで人に会う、フェイスブックやブログ、ツイッターなどの個人メディアでプロフィールややりたいことを公に発信していくことで、会ったことのない多くの仲間に出会えたり、思わぬチャンスが訪れたりと自分が売れるチャンスを作り出すことが出来ます。

特に今の時代は世界に開かれたインターネット上に様々な個人メディアがあります。もしみなさまで個人のフェイスブックやブログなどに取り組んでいない方がいましたら早速始めてみてください。

自分のプロフィールややりたいこと、日々のことを公表することで、外部の人に対する自分の立ち居地や見え方も意識するようになり、他にはない個性についても考える良い機会にもなります。

こうして自分もこのブログにて、プロフィールや自身の考え、仕事のこと、日々の活動などを不定期に書いているだけで、本当に多くの方に出会え、たくさんのチャンスをいただき、新しい世界にお誘いいただけました。

これは自然に、自分の売れる、生きられる仕組みを作ってきたということになります。ぜひみなさまも開かれた世界に自らの個性を活かしたマーケティングを行ってみてください。
  
厳しい社会にも個性で生き抜く

仕事を行っていると、「生き馬の目を抜く厳しい競争」にさらされるのも現実です。特に、自営業者や経営者として独立している人にとっては、常に厳しいビジネス環境にさらされ、場合によってはその競争に負け会社や家庭を維持できず、食べていけなくなるというリスクを日々少なからず感じているのではないでしょうか。

例えば、「近所の他の施設が同じような製品を格安で販売開始した」、「長年やってきた下請けの仕事が終了」、「自分のお店の近くに大手の競合店が出店」、「関与している事業からいつの間にか外される」、など日々起こることです。

商品やサービスが単なるモノや作業であれば、特別な特許や先進技術がない限り、同じようなものが次々に出て、すぐに価格競争に巻き込まれ、それは自らの手から奪われてしまいます。その事業やサービスが自分以外の他者の要素に依存すればするほど、後から大きなパワーに脅かされるものです。
  
しかし事業やサービスを、「自らにしか出来ないこと」に、単なるモノから「なにか違うレベルのもの」に昇華させられたとき、その他大勢からの混沌とした競争の日々から脱することが出来ると思います。
   
不本意なことはビジネスマン個人であってもある事です。自分にとってはいやな異動や転勤を飲まざるを得ない、立ち上げてうまくいった事業の担当をビジネスが軌道に乗ったら外されてしまう、正当な評価が得られないと悩む、実力によって激しいポジション争い常にあるし、組織の派閥や利権、保身をめぐる対立なども存在し、厳しい競争環境にあることは現実です。
      
そういったことから身を守るためにも、日々自分にしか出来ないことを見つめ得意なことを追求し、「個性を活かすマーケティング」を自分に当てはめて実践し、「自分しか出来ないこと」で勝負をしていかないといけないのです。

様々な自分を脅かす出来事は起きますが、自身の身の丈を知り、他では絶対に出来ない自分の得意なことを、日々愚直にコツコツ取り組んでいく努力を重ね、周りを気にせず泰然自若と構えていけたら素晴らしいことと思います。
  
つづく

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