2009年4月27日 (月)
2008年10月 9日 (木)
最近のオーガニック・ナチュラル化粧品
最近いただいた、また購入したアイテムです。
10月から発売になるオリジンズオーガニクスやドゥーオーガニック、日本では未発売ですがラ・カンパニー ドプロバンスのオーガニックラインなど大手ブランドの製品にもオーガニック認定製品が増えてきております。
(ロクシタンのラベンダーボディクリームは日本ではなぜかエコサート認定無しですが、海外では認定つきで販売されています。)
その他、日本再上陸のキールズ、ジュリークハーバルリカバリージェル、アポディアプロポリスバーム、ヴェレダジャパンモイスチャーローション、HKミストリフレッシャー、クレコスエッセンスミルク、10月より発売のミレニアムマザーボディクリーム・リップバーム・ボディウォッシュなど。
毎日少しずつ使用していますが、どれもとてもよく出来た製品です。
また使用感などを報告できればと思います。
2008年9月12日 (金)
APODEA アポディア
APODEA
ミラノ出身の画家である夫妻が10数年前にご自身の娘さんのために作ったプロポリスバームのヒットがスタートで、その後愛用のヴェレダやDrハウシュカ、アヴェダなど世界中のオーガニックコスメをさらにより使いやすく、化粧品としての効果効能を追求したものを作りたいと長年考えてきたアイデアとのこと。
自然界のパワーを最大限に閉じ込めるためということで、バイオダイナミック農法と同じように月の満ち欠けの周期を考えての植物エキス抽出とか製品の乳化作業とか行っているそうで、かなりのこだわり。
製品としては、普段使いに合う基礎化粧品ラインナップだったり、乳化剤などの化学成分を一切使えないデメター基準でここまで乳化しているクリームも珍しいし、効果も感じるし、日本の気候や肌にも合って使いやすく、しかも価格もリーズナブル、優秀なブランドと思います。
輸入元の会社は「多発性硬化症(MS)」という難病と闘う女性薬剤師さんが運営していて、アポディアの売上の一部は、多発性硬化症患者とその家族への支援団体である「NPO法人MSキャビン」に寄付され支援活動に活用されるとのこと。
素敵なブランドだと思います。
最近雑誌への登場も多いし、取り扱い店舗も増えているようです。
2008年9月 8日 (月)
ビオファジャパン・オーガニックEXPO2008開催迫る
世界最大のオーガニック・ナチュラル製品の展示会ビオファの日本版である、ビオファジャパン・オーガニックエキスポの開催が近づいてきました。
今年は、プレゼンテーションスペースにて様々なブランドの新製品紹介やトリートメントデモ、手作り化粧品の実演、オーガニックワインセミナー、マクロビセミナー、世界の有機市場セミナーなど盛りだくさん。
そしてオーガニックコスメブランドは、ジョンマスターオーガニック、Drハウシュカ、ドゥーオーガニック、ロゴナ、クレコス、ビオリスタ、エルバヴィーバ、ニールズヤードレメディーズなど注目のブランドが勢ぞろいです。
今回は、世界のオーガニックワインが集まるパビリオンや、20ブランド以上のオーガニックコスメをブランド横断的に一同に集めて自由にお試しできる「オーガニックコスメテスティングコーナー」を設けたりと、バイヤーの方やプレスの方、またオーガニックに興味のある方には魅力的な展示会になるような企画が用意されています。
また、会場においてハンディキャップのあるメンバーによりバイオダイナミック有機農法で育てられたキッチンハーブやラベンダーの販売も行われます。
http://seminareevivere.cocolog-nifty.com/blog/
東京ビッグサイトにて、9月24日(水) ~ 26日(金)開催。
ぜひご興味ある方は足をお運びください。
2008年9月 5日 (金)
DoOrganic ドゥーオーガニック
昨日10月に発売される新しいブランド「DoOrganic」の新製品発表会に行ってきました。
http://www.do-organic.com/
オーガニック系のブランドにしては珍しく六本木のグランドハイアットという大きな会場に、200人ぐらいの業界関係者の人達が集まっていました。
日本初のエコサート認定付き日本製のスキンケアラインとのことです。
日本人の女性のために、日本古来の農産物を使い、日本の高い生産技術で、世界に通用するオーガニック認証を取得する品質をもつ、アンチエイジングライン。
お米や黒豆など有機JAS認証付きのオーガニック素材を使って、2年の歳月を掛け200人のモニターテストを繰り返して作り出された渾身の製品との説明。
最近、たくさんの西洋製オーガニックブランドが溢れてきている世界的トレンドの中で、日本のメーカーによるオーガニックブランドは今まで無く、欧州や北米、香港や韓国そしてこの日本市場においても外国勢の独壇場で、日本勢どうした!という感じでした。
しかし、日本にも手間ひまをかけて真面目によいものを作っている有機栽培農家もあり、日本にも古来から伝わる美しさを保つための植物素材や美容法もあり、そして日本には世界に誇れる化粧品の研究開発力や生産技術もあるので、本当に日本人女性に合った高い品質のものが作れると思います。
何よりも、真面目さや誠実さ、事業を通じた有機農家や弱者への支援という姿勢が、この企業らしさを表していて非常に好感が持てました。
注目の新ブランドの登場です。
2008年2月 4日 (月)
メゾン・エ・オブジェ
先日開催されたパリのインテリア関連展示会「メゾン・エ・オブジェ2008」には、多くのオーガニックボディケア製品が出品されていました。
よくインテリアショップにある、「SAVON DE MARSEILLE」も日本で6月からエコサート認定のオーガニックラインを発売するそうです。
プランタンやギャラリ・ラファイエなどの百貨店にも、昨年の夏よりブランドが確実に増えてきていました。
オーガニック化粧品は以前のようにヒッピー系がほとんどというわけではなくなって、洗練されたものが増えてきました。「お洒落だけどオーガニック」というコンセプトはもう当たり前となってしまってきています。
また、一部のニッチマーケットではなく、大きな市場にもなりつつあり新規参入も含め競争環境は厳しくなると思います。
新規ブランドや生き残りには、より強烈なコンセプトや存在感が必要になってくると思いました。
スーパーのトイレタリーコーナーでは「FLORAME(フローラム)」が1リットル8ユーロ台で販売されています。
2007年9月20日 (木)
気になる自然化粧品2
気になる自然化粧品の続き。
結構前ですが発売時から気になっていた「ユニクロのホテルズホームズ」。
香料をハーブ精油にしたというボディケアシリーズです。
特徴的なのが価格の安さ。これは安いと思います。
国内ではこの価格で作れるんですね。
驚きです。
使用感は普通の量販店で購入できるシャンプー類と同等の使い心地ですが、香りが安心できる匂いです。
自然の香りに慣れ親しんでると、甘いケミカル香料シャンプーの香りがなかなか受け入れない体質に変化していくようで、これは自然な香りでいい感じです。
内容成分は、香料と保存料等について気を使っているようです。
いわゆる日本の無添加系といった感じ。
精油等も含めて製品としてオーガニック認定が得られるスペックではないですが、低価格を考えると良いのではないかと思います。
いろいろなアイテムを試してみたいです。
次に、ユナイテッドアローズの「リクリスルーチェ」。
日経MJの記事で発見したこちらは、エリザベスW風で洗練度も高いと思います。
海外の最先端系ブランドは、洗練度を追求しながら高いスペックで展開してくる流れの中、日本の先進的ファッション企業はどうするのかと思っていたところでした。
WWFジャパンを通した社会貢献は良いなと思います。
ユナイテッドアローズの靴屋さん「Odette é Odile(オデット エ オディール)」のお店やネット通販の「ZOZOタウン」で買えるようです。
リクリスルーチェの取り扱い店舗
http://www.odette-e-odile.jp/shop/index.html
次に、「オーガニックエレメンツ」。
こちらもイタリア製ブランドです。
注目ポイントは、デザインがフィリップ・スタルク氏の会社に依頼していること。
化粧品ブランドと有名デザイナーのコラボはやはりニュースになります。KENZOの香水のデザインを佐藤可士和氏が手がけたとか。
アイテム数も多く、パッケージもいい感じですね。
自然化粧品×洗練性というコンセプトは、今後の流れであると思いますが話題性のあるブランドとして注目してます。
2007年9月18日 (火)
気になる自然化粧品1
気になる自然化粧品をいくつか紹介したいと思います。
まずは、「SKEEN」。
2006年に誕生した、パリに店舗がある男性用の化粧品ブランド。
内容成分は特別感はないですが、デザインがかっこいいです。
また、男性用でここまでのラインアップが揃っているブランドは珍しい。
最近アパレル系セレクトショップで男性用の化粧品の扱いが増えているので、近々日本にも輸入されるのではないでしょうか。
アンチエイジング乳液を購入(1万円強)しましたが、使用感はコーダリーやサノフロール等フランス系化粧品という感じです。
次に気になっているのが、パッケージデザインを変えて洗練された「ジュリーク」。
ヨーロッパではあまり見ないオーストラリアのオーガニックブランドですが、一度ロンドンの百貨店で「オーストラリアのオーガニック化粧品」の帯を入れたパッケージで置いてあるのを見たことがあります。
香港では良い場所にショップができてきていますね。
こちらは、丁寧なものづくりを行っているし、内外価格差は別として使用感は日本人にとって良く、効果も実感できる良い製品と思います。特に有名なジェルアメ(ハーバルリカバリージェル)は素晴らしいと思います。
今回、ブランドイメージが洗練されたことでよりよい感じになるのではないでしょうか。
こういう場合、今までの現行パッケージ商品の流通在庫をどうするのかが(なくなるまで売るのか、回収処分してしまうのか、、)ちょっと興味深いです。
次に「イグニス」。
アルビオン社のイグニスもリニューアル。
アグロナチュラやロクシタン、パティカ等ヨーロッパの自然化粧品ブランドをイメージしたデザインのようです。
見た目でブランドはどうなるのか。
マーケティング視点から見ると、コーセーグループで日本古来の植物素材をベースに使うコンセプトですべて日本生産でありながら、パッケージデザインをヨーロピアンテイストにした場合のブランドコンセプトや流通チャネルとの整合性等や日本の消費者に与える印象などが興味深いです。
ポールアンドジョーやアナスイの化粧品もそうですが、やり方によって日本市場では意外と「舶来品」ということで通せるのかも、と想像しています。
あとは、世界で増殖中の「キールズ」。
日本には来てないですよね。
アバクロもそうですがすぐ売れそうなのに。
深い考えがあるのでしょうか。
対日進出戦略について興味津々です。
2007年7月24日 (火)
ステラ・マッカートニーのオーガニック化粧品「CARE」 使用感など
最近雑誌や知人の間でも何かと話題のステラマッカートニーのオーガニック認定基礎化粧品。
イヴサンローラン・グッチ・パルファンという世界的な大手ブランド企業が、エコサート認定付きのオーガニック化粧品を発売するということで気になっていました。
http://trife.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_d500.html
日本では未発売ですが、ちょっとお先に簡単なインプレッションを書きたいと思います。
コンセプト
「効くオーガニックコスメ」オーガニックファーマシーもそうですが、最近の流れでしょうか。スローからアクティブにという感じ。
基本的にはもともとハーブは薬用ですし、セラミドやヒアルロン酸など最新テクノロジーで解明されてきた有効成分も植物から得られるものですので効くことが当たり前ですが、今までのオーガニック化粧品にアクティブなコンセプトで売ってきたブランドが少なかったために取ったポジションかなと思います。
また、ヒッピー系だったりストイックな感じが多かったオーガニック化粧品が、第2世代に移行してお洒落な感じでプロデュースされているのが新しいですね。
そして、自然成分使用というものは多く出現していますが、オーガニック認定まで取ったお洒落系ブランドは珍しい。
成分にオーガニックのものを使用と謳うものはいくつかありますが、製品としてエコサート等の認定を取るのは一定の規準が必要で、手間もコストもかかる上に、生産量や流通期間も限定されるため大企業はなかなか手が出なかったスペック。
これが最大のUSP(ユニーク・セリング・プロポジション)かなと思います。
エコサート
http://www.ecocert.fr/
アイテム
クレンジング、洗顔フォーム、化粧水、乳液2種、美容液3種の8アイテム。
乳液と美容液はアイテムそれぞれの違いが実際に分かりにくいですが、機能を強調したいコンセプトがあるのであれば美容液もこれくらい細分化されていてアイテム数があっても見せ筋として良いと思います。
パッケージ
とてもよいと思います。外観は今までのオーガニック化粧品になかった洗練度と奇抜性があります。
シルバーの紙筒に入っているのですが、シンプルでありながら高級感も出ていています。また、成分表記は紙筒を覆うビニール部分に印字されており面白いですね。
中身の容器はプラスティックのもので、コストのそれほどかかるものではないですが、とてもシンプルに綺麗に仕上がっています。
オーガニック化粧品の多くは、空気を通すという理由やリサイクルの観点からガラス容器を多く使う傾向にあると聞いたことがありますが、美容液1アイテムのみガラス瓶、化粧水のアルミ缶以外はプラスティック容器にしてあります。
エコサート認定を取得する内容にコストがかかるための、一番お金のかかる容器のコスト圧縮と想像しますが、この点は少し残念と思いました。
環境を考えたリサイクル性、品質保持の機能性、高級感等を考えるとガラス製のほうが石油から作るプラスティックよりもより良かったような気がしました。
内容成分
水、ハーブの芳香蒸留水をベースにエッセンシャルオイル、エキスなどを使用、植物性の合成界面活性剤やアルコール、グリセリン等も使用しています。
同じフランス製のエコサートオーガニック化粧品であるサノフロールとあまり構成的には違いがないように感じました。似た感じでいえばREN、AESOPも近いと思います。
ただ、一つ一つの植物成分にエコサートのオーガニック認定を受けているというマークもついていて、真面目な感じがします。
使用感
化粧水、乳液はさっぱりしていて使いやすく、ドイツ系のようなアルコール感や油感はないです。また、美容液もジュリークのジェルアメリオーレのようなグリセリン系の保湿感もなく、湿度の高い日本では使いやすいと思います。
香りについてはイギリス人のプロデュースのためか、RENやオーガニックファーマシーに近い感じで、フランス製の花系のゴージャスさというよりはシンプルでさっぱりした草系ハーブの香りです。
特筆したいのは、化粧水の容器・スプレーの良さです。オーガニック認定化粧品の場合、スプレーはプッシュ型が大半の中これはアベンヌウォーターのようにガス式で、スプレーを押すと自然にシュワーと霧が出るという感じです。この感じは気持ちいいです。
チャネル・プロモーション
日本においてオーガニック認定化粧品として初めての百貨店化粧品売り場での独自カウンター展開と想像しますが、この国内外の各ブランドがひしめく売り場にどのように割って入るのか興味深いですね。
プロモーションについては、会社的に強そうですし、ステラさんという有名人のプロデュースブランドでもあるのでパブリシティとしての扱いも多くなると思います。
ただ、オーガニック認定の基礎化粧品のジャンルではベーシックなラインナップの展開がメインで、季節ごとの新作やキャンペーン商品を繰り出していく感じはなさそうなので、発売後しばらくしたらどのような感じでパブ露出してくるのか楽しみです。
イメージ的には、ボディケアアイテム等の新商品を発売していく方向か、メイク系ブランド化粧品やロクシタンのように新作・新作で展開してくるかと思いますが、個人的には後者の動きになってくれたら新しいので面白いと思います。
総評
イヴサンローラン・グッチ・パルファンという世界的にも大きな企業が取り組む、洗練されたオーガニック認定化粧品ということで、多くの消費者に「オーガニック認定化粧品というものがある」ということを気づかせ、流れを作るきっかけになるブランドであると思います。
今までの大量生産・大量宣伝・大量流通のブランドとどのように違うのか、また自然成分をつかった化粧品が多くある中で、オーガニックとは何なのか、また認定が付いていることはどのように違うことなのか等の事を、彼らが今回作ったブランドを介して消費者に伝えていくことが業界全体に少なくないインパクトを与えるのではないかと想像しています。
ただ今回気になったのは、価格面について。日本での価格設定は分かりませんが、海外の価格を考えるとかなりの額になると想像され、日常使いで継続購買させられるのかはプロモーション努力次第という感じと思います。
消費者としての希望は、たとえ有名デザイナーによるものでなくても日本の生活環境に溶け込む洗練されたデザインテイストとパッケージ・容器の高級感を持ち、オーガニック認定も取得する品質も持ち、日本人向けの使用感および継続的に使用できる価格面をも併せ持つ。。
そんな難題もサラリとこなしてしまう。
もう一歩先のブランドの登場も待ち望まれますね。
2007年3月20日 (火)
ナチュラル関連製品が集う世界最大の展示会
今回は自然化粧品をはじめ、ナチュラル・オーガニック関連製品がたくさん出品される展示会についてご紹介しようと思います。
世界で一番大きい展示会は多分、ドイツのニュルンベルグで行われる「Bio Fach(ビオファ)」であると思います。
「Bio Fach(ビオファ)」は、ドイツ語で「オーガニック専門」という意味で、ドイツをはじめアメリカ・ボルチモア、ブラジル・サンパウロ、中国・上海、そして日本・東京で開催される世界最大級のナチュラル・オーガニック関連製品の展示会。
自然食品、化粧品、衣料品、雑貨製品、医薬品、エステティックサービス、ホテル、有機認証サービス、雑誌社等メディア、小売店、通信販売業など多種多様な出展者と来場者が集うお祭りのようなイベントです。
自分も昨年、世界のスタンダードとして仲間入りしようと、このビオファ ニュルンベルグにアグロナチュラブランドを出展したとき行きました。
食品では穀物・野菜・果実・食肉・飲料・ワイン・加工食品などの様々な製品が、化粧品では「ヴェレダ」・「Drハウシュカ」・「ファファラ」・「オーブリー」・「タウトロッフェン」など世界を代表するナチュラルブランドが、また認証機関としては「エコサート」・「デメター」・「IFOAM」・「AIAB」等、その他雑貨製品やサービス業、小売業等がひしめき合って出展しています。
http://www.biofach-japan.com/main/eqxrlxby/page.html
日本における「ビオファ ジャパン」は2001年に初めて開催されて以来、日本におけるナチュラル・オーガニック関連製品見本市のスタンダードとして国内最大の規模。
過去においてストイックに見えたナチュラル・オーガニック関連製品の展示会も、日本の消費者にナチュラルなライフスタイルが浸透する中で、トレンド商材を探している全国の卸売業者や小売店のバイヤー、雑誌や新聞に記事を掲載する編集者・ライター、消費者主導の日本においてブログ等で口コミを広げる発言力の強いイノベーティブな消費者、店舗や通販顧客となりうる意識の高い消費者に、注目される展示会になって来ています。
世界中から出展社や業界関係者、消費者が一同に集まるこのナチュラル・オーガニックの展示会。
ナチュラル関連業界の人も、そういう製品が好きな一般のユーザーの方もこの展示会は要チェックです。
2007年3月15日 (木)
ステラ・マッカートニーのエコサート認定オーガニック化粧品
エココロの今月号に興味深い記事を見つけました。
この4月グッチグループのイブサンローランパルファンから、「ステラ・マッカートニー」のスキンケアシリーズが発売されるそうです。
そして目を惹いたのは、この化粧品はすべてオーガニック認証機関ECOCERT(エコサート)の基準をクリアした化粧品という点です。
このECOCERT(エコサート)は、パティカやロゴナ、サノフロール等の自然化粧品ブランドが認証取得している世界的に有名なオーガニック製品の認証機関です。
ステラ・マッカートニーさんは菜食主義や毛皮不使用宣言で有名ですが、彼女のブランドで世界的に有名な企業がオーガニック認定化粧品を出したということが新鮮に感じました。
ナチュラルスキンケアやオーガニックブームの中、世界の大手化粧品会社もそれぞれナチュラル系ブランドを展開し投資しています。
エスティーローダーのオリジンズやアヴェダ、ロレアルが買収したボディショップ、資生堂のナチュラルズや草果木花、コーセーアルビオンのポール&ジョー等、洗練されたブランドが多いですね。
大手化粧品会社はなかなか植物系からさらに、からだに悪そうな農薬を使わない植物を原料としたり、危険が危惧される原料を使わない化粧品という、もう一歩先の消費者ニーズの核心に手をつけられない状況があると思います。
それは、「それじゃ今まで売っていたもの、その他のブランドってからだに悪いわけ?」、「今まで投資してきた化学プラント工場はどうやって償却するの?」、「原料コストを上げたら今までの販売にまつわる巨大な広告宣伝費や別注容器代、人件費での収益体制は維持できるのか?」をという自己否定を招いてしまう危惧があるというのも一つの理由であると考えられます。
消費者視点でストイックにからだへの安全性を追求した製品はしがらみから作り出しにくい、大型設備投資を重ねてきた工場で生産できる化学製品から手間のかかる化粧品への転換は難しい、大量流通・大量販売に対応した弱保存料の製品は作りにくい、そもそも大量宣伝・大量販売のほうが効率良く、投資効果の高いビジネスとなる。。。
そんなジレンマがあり大手の身動きが取れない中、新規参入の無名の小さなオーガニックブランドに少しづつ市場を侵食され始めていた感のあるこの数年である思います。
今回イブサンローランパルファンという世界的に名の通った会社も、将来性のあるカテゴリーへの参入を始めました。
イブサンローランパルファンはもともと香水の会社ですし、買収したグッチも化粧品ブランドはないのでしがらみがなく参入しやすかったと思います。
このECOCERT(エコサート)認定のお洒落なスキンケアライン。
美を形成するものとして洗練性を兼ね備えながら、安全性もある製品。
作り手の都合ではなく、これが消費者の求める本来のものであると思います。
消費者にとっては、選択肢が増え良い環境になってきたと共に、化粧品業界の流れを変える大手企業の第一歩であると感じでいます。
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2007年2月26日 (月)
自然化粧品の成分 「バラ」について
たまに自然化粧品の成分などについても書いてみようと思います。
まず、第一回目は最近巷で人気のバラ、ローズについて。

巷の自然系化粧品で必ず人気のもととなる成分「バラ」ですが、永く愛される理由があるようです。
バラ(薔薇)とはバラ科バラ属の種の総称で、中国の雲南省、チベット、ミャンマー周辺が主産地でここから世界に伝播したとのこと。
オリジナルは世界に120種程ですが、19世紀から観賞用として人工受粉による品種改良が進み、その種類は3000種を超えているそうです。
この中でローズオイルやローズウォーターとして化粧品原料に用いられる品種は、オールドローズやワイルドローズといわれるダマスク、センティフォリア、ガリカ、アルバ、野生種など。
よく見かける観賞用の優雅なバラという感じとは違う見かけですが、豊かな香りと含まれる油分に特徴があります。
ダマスクスローズは主にブルガリアやトルコで栽培され水蒸気蒸留法で精油を抽出。
センティフォリアは主に南仏のグラース地方やモロッコで栽培され溶剤抽出法で精油を抽出。
本物のバラのエッセンシャルオイルは、ものすごく多くの花びらからほんの少ししか摂れないこともあって非常に高価です。
(バラの匂いのする化粧品で、人工香料含むではなく本物のオイルのみを使っている製品は少ないのではないでしょうか)
よく化粧品として販売されているローズウォーターとは、水蒸気蒸留法で精油を抽出するときに得られる副産物で、化粧水や高級化粧品の水分として用いられます。
水蒸気蒸留法にてオイルを摂る場合ですが、バラの花びらを水蒸気で蒸すと油を含んだ水が摂れます。
その油分を分けて取り出したものがローズのエッセンシャルオイル、残った水分がローズウォーターということです。
ローズウォーターと名のつく製品としては、水蒸気蒸留方で得られたローズウォーターそのものの製品と、水に後からローズ精油を混ぜ合わせた製品があるので成分表は要チェック。
そのローズ精油やローズウォーターに含まれる成分ですが、ビタミンC、ビタミンE、ゲラニオール、シロトネロール、ネロールなど。
以上の成分等によって、保湿効果、収れん効果、鎮静効果、抗アレルギー効果、殺菌効果、抗菌効果、ホルモンバランスの調整効果、リラックス効果があると言われています。
最近の科学で、このような自然界に存在して長い歴史の中で処方されてきたものの科学的根拠が分かってくるようになりました。
古代ローマ時代から数千年にわたり世界中の女性たちに愛され、女王クレオパトラから現代の女性まで魅了し続けるこの花こそ、化粧品原料の中のクイーンといえるのではないかな。
優雅なイメージと美しさ、そして香りと効能はハイテク技術では作り出せない、「美」の領域って感じがします。
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